治療プロセス
初検(問診→原因の特定→患部の測定→治療計画の説明)
※ 治療計画でもっとも重要なのが手技治療です。当院に紹介で来院される患者様はほぼ全員手技療法の効果を口コミで知りそれを受けに来院されます。
◎初検が一番大事なポイントになります。まずお話を十分聴き、知識と臨床経験を駆使して原因を特定致します。原因が解ったところで患部の測定(どれほど悪いのか)を機器を用いて数値化します。最後に治療にかかる日数や治療方法ご自宅での注意点をすべて含めた治療計画をご説明します。そしてご納得が得られたら治療に移ります。
下記に測定機器の御説明を致します。
各医療器
初検時に用いる患部測定機器の説明
1)エコー観察装置
◎当院では、初検時には検査法として、触診、各検査に付随してエコー観察装置による皮下軟部組織の検査を実施しています。エコー観察装置はレントゲンとちがい放射能のご心配がなく幼児よりご年配まで安心して受けられます。
※また整骨院でエコー観察初検を始めたのは当院が九州で最初です。
2)筋肉硬度測定器
◎筋肉の硬さを数字で表します。これにより治療後の改善が具体的な数字により評価出来るようになりました。
3)握力計
◎意外と知られていませんが、肩が悪いと握力は低下します。逆に肩の回復評価の目安になります。
4)打腱器
◎打腱器は腱をたたき反応を見る機器です。
5)音叉
◎主に神経症状の有無の確認に使います。またどの運動神経が機能不全しているか皮膚感覚を通して評価するのに用います。
6)角度計
◎体の主要関節の可動域を測定するのに用います。関節機能不全などでは、関節可動域が制限されています。治療が進みますと改善され可動域確保し疼痛も消えていきます。
7)指可動域測定器
◎手の指や足の指の可動域の測定に用います。指が腫れていると可動域制限を伴いますが治療が進むとしっかりと元の状態まで戻す事が出来ます。
治療時に用いる医療機器
治療計画に基づいて使用する医療器械です。
1)頸椎牽引器
◎首を引っ張る機器です。頸椎椎間板や椎間関節を牽引します。肩や手のしびれが取れたり疼痛の改善が目的ですが、手技療法と併用する事でより大きな効果が期待できます。
2)腰椎牽引器
◎腰を牽引する機器です。かなり大きな牽引力で骨盤と腰椎を引っ張ります。この機器も手技療法との併用で大きな腰痛緩解効果が期待できます。
3)大型低周波治療器
◎低周波の電気を体内に流すと、筋肉の弛緩、血行の改善、疲労物質再吸収の促進などの効果が有ります。
4)遠赤外線治療器
◎この遠赤外線は、太陽の遠赤外線を発光します。波長の長い赤外線で体をやさしく温めてくれます。
5)多機能型低周波治療器
◎いろんな機能が付いた低周波治療器を複合的に活用し治療します。
医療用補助器具
筋肉トレーニングマシン
衰えた筋力を強化するマシンです。
ロフストランド・クラッチ
膝関節痛、股関節痛、足関節痛、下肢骨折、下肢脱臼など歩行困難時に使用します。当院は必要な患者様には無料で貸出しています。
往診用、ポータブル・ホットパック付低周波治療器
通院できない患者様の往診用で在宅医療に用います。
当院は全ての治療ベットにBELMONT社製の電動油圧昇降ベットを配置しています。それは足腰がご不自由だったり、ぎっくり腰の患者様が楽にベットに伏せて頂けるよう配慮したためです。